香山リカが「創」4月号で、
アイヌは「民族」か否か?
という問題に関して、
アイヌが先住民族であるということは
国際社会でとっくに決まっている、
今さらそんなことに
疑問を持つ人がいることの方に驚く、
というようなことを書いています。
3月号の対談の席では、しきりに
「私も別に国連至上主義ではないのだけれど」
とか言って、
決して「国際社会」の決定を
妄信しているわけではない
というふりをしていたはずですが、
都合が悪くなると
平気で二枚舌使うわけですね。
これは『新戦争論1』第20章で描いた
「日韓基本条約」のような、
国と国の間で交わした条約とは
全くケースが異なります。
慰安婦問題で散々見てきたように、
国連宣言だの決議だのというものは、
ロビー活動次第でいくらでも
事実と異なるものを成立させる
ことができるものです。
私たちには
「国連」のお墨付きなど
通用しません。
アイヌの血が1%に薄まっても
アイヌ「民族」なのか?
アイヌ文化の伝承が一切なくても
アイヌ「民族」なのか?
自分の意思でやめられるようなものが
「民族」なのか?
以上の質問に対して
納得のいく回答がない限り、
決して認められません。
香山リカやその取り巻きの
権威主義者・差別主義者は、
上の質問に決して答えられないから
「国際社会が決めたのだ」の一点張りで、
議論を封殺しようとするのです。
自分の言葉で戦えないから、
職員室に駆け込んで叱ってもらおう
という幼稚な幼稚な心理です。
いいかげん、このみっともなさに
気付いたらどうでしょう?